どーも、鬼畜エレファントカシマシファンのJohnnyです。
こんにちは!今日は、昨日行われたエレファントカシマシ日比谷野外音楽堂2020についてお話ししたいと想います。
異例の野音ネット配信。
今年の野音はコロナ禍での開催ということもあり、異例の配信対応をして下さいました。今まで、野音配信をしたことはなかったですので、これは本当に嬉しかったです。年々チケットの倍率も上がっているということもあり、なかなか中に入れない人も増えているので、これは本当なら毎年やって欲しいです。オレは配信自宅待機でした。
めずらしく今回は、エレカシT着て、タオル買ってスタンバイしてました。いつもならクソダサツアーTシャツは買っても外には着ていけないし、コンサートで買ったことも着たことも一回もないですが、今回ばかりは自宅だし買いました(笑)こうゆうのもたまにはいいですね!
配信で野音か…どうなるんだろ?と、楽しみにしつつ、かなりリラックスした気持ちで観賞を始めました(自宅なので)。でも、一曲目からの緊張感と、歌唱の凄さに一気に画面の中に引き込まれた気がします。個人的に、細海さんのキーボード大好きなんで、去年の野音以来で嬉しかったですし、選曲がめちゃくちゃよかったです。男シリーズ、一夜シリーズ。そして、サウンドしょぼくなくて、音質もかなり良かった!
ってか、去年の超豪華ゲスト三昧お祝い感満載の野音は何だったんでしょうか?ってくらいの、男魂ガチンコゴリゴリ硬派なセトリで、まさしくエレカシというセトリに、痺れまくってびっしょびしょになりました(ワキ汗)。
ただ、2017年もそんな感じで、男寄りの選曲だったんですけど、その時と明らかに違ったのは、怖くないっていうか、楽しめたんですよね。自分が野音に少し慣れたのもあるかもしれませんが、緊張感さえひとつのショーというか、アートの一部として見れました。威嚇や攻撃という感じではなく、とてもよかったと想います。フロントマンのメンタル次第ですかね、全ては。
細海氏、佐々木氏。
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— Sakana Hosomi (@s_h_official) 2020年10月4日
今回、初めての編成でした。ミヤジ曰く友達のキーボードの細海魚さんは、野音ではお馴染みですよね。オレは細海さんのジャンピングキーボードが大好きすぎて、いつも目からの情報も楽しくて、アーティスティックな音に毎回やられるんですけど、今回もめちゃくちゃよかったー!「Easy Go」とかノリノリで最高でした!そして、髪の毛がかなり短くなっていたので、それも含めよかったです(笑)
そして、ギターが初めての佐々木”コジロー”貴之さん。「Easy Go」を編曲してくださった村山⭐︎潤さんのお友達で、同曲のギターサポートもされてます。佐々木くんはオレと1歳くらいしか歳変わんないのに、エレカシのサポートとか凄すぎるんですけど、めちゃくちゃよかったなー!最近のサポートギターさんの中では一番好きだったです!邪魔せず、上手くて、バンドと一体になれる人ってあんまり居ないと想うんですよね。あと、この硬派なバンドの中で、ひとりだけ明るいエネルギーを出してるっていう構図も面白くて良かったです。また、サポート入って欲しいな。
本日エレファントカシマシ「日比谷野外大音楽堂 2020」にギターで参加させて頂きました✨
新参者の自分を皆さん温かく迎え入れて下さり、約2週間のリハーサルを通じて、エレカシの皆さんの物凄い絆を感じましたし、宮本さんの歌には愛と物凄いパワーを感じ最高に幸せな時間を過ごさせて頂きました‼️
— 佐々木”コジロー”貴之 (@kojiro_guitar) 2020年10月4日
エレカシ魂。
エレファントカシマシって世界一格好いいROCKバンドだとオレは想っていて、だからって何がいいのかっていう理由を一言じゃ言い表せないんですけど、今回の野音はそれをコンサートで体現してくれていたんじゃないかと想います。
例えば、「珍奇男」は、サウンドが決壊しそうなのに進んでいくのが凄くて、ドラマみたいで、合ってないのに合ってくるバンドサウンドが生きてるとしか想えないんですよね。どうやって合わせてるのか毎回ナゾです(笑)「DEAD OR ALIVE」(出だしの高音出せるの凄い)や「地元のダンナ」、「Easy Go」と、バンドウサウンドを聴かせる楽曲の中に、「何も無き一夜」や、「月の夜」など、情景が浮かぶ曲が挿入され、これもまたエレカシらしさですよね。
特に、「晩秋の一夜」は、現代に聴くと染みました。自死する人が増えてる中、
残った余生には希望を持とうか
それでも生きようか死ぬまでは……
という歌詞がめちゃくちゃ胸に刺さりました。誰かが自死すると、「生きてりゃ何とかなる」って言う人が多いんですけど、何とかならない時もあるんですよね…本当にどうにもならないことが世の中にはあるんです…きっと。でも、何とかならなくたって別にいいんじゃね?どうにもならねぇからって、生きてる自分まで否定する必要はないと。クソみたいな人生含め愛せれればいいんじゃないかと想ったりする、自分がそうなんで。個人の見解ですが。
そして、誰かのためじゃなくて、自分のために生きてもいいんじゃないかなって、ミヤジ見てたら想います。あ、そうそう。2部の「ハナウタ〜遠い昔からの物語〜」いつもと少し違う歌い方されてました。ハキハキとそして大切に、若くて、明るかったですよね。好きでした。ソロをやり出して、オリジナルの表現力の幅も増してるんじゃないかと想います。
4人でエレファントカシマシ。ソロがあるからこその今。
ソーシャルディスタンスと言いながら、メンバーを力強くぎゅっと抱きしめたミヤジを見て号泣したエレカシ野音2020。
— Johnny (@RAINBOW_miyaji) October 4, 2020
雑誌で、「代表曲やって1時間半くらいで終わる」とかぬかしておったのに、おい、ミヤジよ。全然話が違う。 代表曲じゃなくてレア曲ばっかだし、2時間半以上やってんじゃねーか(笑)さすが斜め上をゆく男。しかも、歌声めちゃくちゃ調子良かったな。バッキバキに声出てた。近年、一番状態いい野音だったやうに想う。自粛しようぜBabyで、ろくにコンサートやってない今年が一番調子いいって何なんだ?理解の範疇を超える人です。
挨拶の時、ソーシャルディスタンスと言いながら、メンバーを力強くぎゅっと抱きしめたミヤジがミヤジらしくて、エレカシらしくて良かった。泣いた。バンドの状態も良さそうだね。「ソロを始めなかったら宮本浩次は破滅してた」って言ってたし、やりたいことと、やれることのバランスが今はとても取れているのではないかと想います。 ソロとバンドの対比が色濃く出てて安心しました。バンドでソロみたいなことやられたらどうしよう…ボロクソ言ってやろうって想ってたのに、エレカシらしすぎて、全然言えなくて残念。
あーこれから、エレカシも、ソロ活動もますます楽しみになった。ちゃんと両輪でいけてるの凄い。尊敬おじさん。単純計算で仕事量2倍なのに、まだ働くぜ!いくぜ!お金稼ぐぜ!ってなってるおじさんの原動力が知りたい!
最高の野音、ありがとうございました。早く、オレもコンサートで会いたいです。
Johnny
P.S.
The Coversの「ロマンス」のカバーがめちゃくちゃロックで格好良かった!!でもあれ、乙女の強さっていうより、ミヤジの本心なんじゃね?(笑)よっぽど好きなんやな。「ロマンス」先行配信10月12日に決まりました!!
昨夜放送のNHK BSプレミアム「The Covers」でも披露した、11月18日発売カバーアルバム「ROMANCE」に収録の「ロマンス」を、10/12(月)より先行配信決定!https://t.co/HIxwEGw2xQ
— 宮本浩次Official (@miyamoto_sampo) 2020年10月5日