どーも、エレファントカシマシファンのJohnnyです.
今日はエレファントカシマシと宮本浩次のソロ活動の違いについてブログを書いていきます。エレカシが好きな人はソロに抵抗があるし、ソロ活動から好きになった人はエレカシの狂気に戸惑う方もいると想います。そう言った話です。
孤独な文学青年と明るいおじさんとのギャップ
オレ自身もファン歴6年ですが、エレファントカシマシについては未だにさっぱり解りませんし、宮本浩次が何考えてるかなんて全くわからないんですけど、客観的に考察して、エレファントカシマシって宮本浩次の若い頃に夢見た「理想」の体現という感じがしていて、その根本に理想通りに行かないジレンマを抱えた20歳ぐらいの孤独な文学青年が潜んでいる感じなんですよね。
エレファントカシマシって、湿っぽかったり、煮え切らなかったりする中に、常に光を見出そうとする青年の姿があって、20代までは理想を目指す男。30代は理想に近づいた男、40代は理想になりきれずに踠きながらも理想に近づこうとする男の姿、50代は理想を諦め、理想より再度、夢に向かう男という感じがします。常に何かを目指し、成し遂げようとする男の背中で、その理想にメンバーが付いていく。エレファントカシマシという船で何十年も荒波をずっと乗り越えてきた印象なんです。
しかし、ソロの宮本浩次って、荒波を乗り越えた先の港に少し来航して、30年ぶりくらいに陸地に降り、地に足をつけてひとりとして立っているイメージ。船を護ってるメンバーに信頼を寄せて、陸地で楽しんでいる姿なんですよ。目に映るもの全てが新鮮で、出会う人も仲間も増えて…久しぶり陸地が嬉しくてこれを期に「やりたいことを全部やるんだ!」っていう行き着いた先の明るさというか。エレファントカシマシでの荒波と、ソロ活動での軽々しさって180度違う印象なんです。孤独を抱えた文学青年は影を潜めていて、子供がハシャいでるみたいな(笑)
海と陸地の狭間。
その狭間に居るのがきっと我々ファンなんですよね。「陸地で何やってようが知らんわ!仲間と航海しているミヤジが見たいんだよー!」って人と、「ついに陸地にいらしたのですね?オホホホ!海のことは存じませぬが、この街で楽しんでらして下さい!私たちも楽しみますわよ!」って人がいて…オレは正直どっちでも良くて、両方良いとこ取りしたい空から見てるタイプなのかもしれません。
どちらかが好きな人は、両方を追うのって結構難しいとは想うのですが、全く違うアニメや映画を見てるんだって想えれば、気持ち的な整理がしやすいのかな?とも想います。何度もこのブログでもお話してますが、エレカシと宮本浩次は全くの別物と捉えられれば、見やすいし聴きやすいのかもしれません。ソロ活動が始まる前、6年前のエレカシ47都道府県ツアーの時から、「手拍子はおかしい」とか賛否両論あったりしたのですが、あの頃から少しづつ宮本浩次の中で何かが解放されていったのかな?って想ってます。(いまソロでは手拍子当たり前になってることに驚き)
宮本浩次のギャップにただただ驚かされてしまったエレカシファンの方って沢山いらっしゃったかと想います。オレも流石に「冬の花」を初めて聴いた時は、「ミヤジどゆこと!?ハ?」って頭真っ白になりましたもん。だから、受け入れられるところは受け入れて、一緒に楽しめそうなら楽しんで、やっぱり硬派な男宮本浩次が好きな人はエレカシを聴いてと、ひとりひとりの中で折り合いをつけることで、狭間にいる我々も推し活動を楽しんでいけるのかな?って。オレはヒリヒリなエレカシミヤジも、ワクワクなソロミヤジも両方好きです。本当に自由だと想います!
縦横無尽、完結編へ!
今回の縦横無尽のコンサートは、本当に宮本浩次の新境地だと想っていて、エレファントカシマシではまず感じられない多幸感で溢れているんですよね。去年のバースデイの縦横無尽のコンサートの時は無理してる感や、よく見せようとしてる感じが見え隠れしていたのですが、、今回のコンサートはとっても楽しんで余裕あるミヤジに会えるんですよね。歌うこと、トップミュージシャンと肩を並べてること。光の世界で羽ばたくミヤジ本当に嬉しそう!
純粋に、めちゃくちゃ楽しそうなミヤジを見るのは楽しいですし、ファンとしてとても嬉しいです!楽しみすぎて腑抜けてはいけないとは想うのですが、歌声はなおさらしっかりお客様に届いてるように感じます。エレファントカシマシでは中々見られない笑顔だったり「愛してるぜ!」って言葉を素直に表現してるのを見て、ストレートな表現が出来るところが普通に男としてめちゃくちゃ憧れます。(昔はそんな人じゃなかったような)
縦横無尽のコンサートのテーマって色々な形の「愛」や「夢」だなって想ってます。オレは忌野清志郎さんの愛溢れる歌唱が大好きだったし、「愛し合ってるかい?」ってキヨシローさんが聴いている姿に、最近は宮本浩次がダブって見えることがあります。散歩が競歩の生き急いでるミヤジからそもそも「どんな時も愛してるぜ!」って言葉が出る時点で、天変地異レヴェルなんですよ。ミヤジから発される貴重なスゴイエネルギーをコンサートで受け取れて、本当にみんな幸せになってると想う!
ミヤジは47都道府県ツアーで少しづつ夢を叶えて夢に近づいている。オレもミヤジを見習って世界の全てを愛す!縦横無尽の完結編、情報解禁ありましたね!初めての代々木体育館でのコンサート2days!めちゃくちゃ楽しみです。チケットは現在発売中。また、いよいよ残り7本となった47都道府県縦横無尽ツアー!振替公演の長崎だけまだチケットがあるみたいなので、お近くの方は是非ご検討ください!
【チケット】
●長崎先着発売 宮本浩次 – イープラス
●縦横無尽完結編 on birthday 宮本浩次 – イープラス
Johnny
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P.S.
宮本浩次の縦横無尽メンバーとの会話が、47都道府県ツアーを経てもあんまり進展しなかったのがらしくてウケるんですけど、音楽での会話はめちゃくちゃブラッシュアップしてて、ミュージシャンって格好いいな!って想いました。あんなに会話できて羨ましいです。宮本浩次を理解しようと、またその期待を超えてこようとしてくださるバンドメンバーマジに尊敬しています!もちろん、エレカシのバンドメンバーも大好きです。あ、あとこのブログの更新ですが、今まで3ヶ月に一回とかだったのですが、今度から週一回UPできるように、更新頻度を上げていきたいと想います。他の好きな音楽についてもお話しするかもしれません。引き続き宜しくお願いします。