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100年後も布団干すのが女。100年後も敗れし野望に涙流すのが男。どんなけやねん。

エレファントカシマシ
画像出典:エレカシ公式YouTube
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宮本浩次五周年GO!で突如演奏された「おかみさん」。

怖い。怖すぎるぜ宮本浩次。

エレカシレア曲であり、とても人気が高いこの楽曲。エレカシ以外での演奏には拒否反応を示す人が多いと想われるこの楽曲を何故演奏したのか?

記憶が正しければここ7.8年は本家でも演奏されていない。賛否あるのを理解してあえて選曲したであろうミヤジが怖いし、この楽曲の表現は現代においては結構怖い。

「おかみさん」について独自解釈で考察してみる。

Okamisan

今回選曲された理由は個人的には明確にあるが、それは置いといて単純に言うと「おかみさん」に向けて歌われたものだと想う。

ここでいう「おかみさん」はミヤジを愛する女性であり、この「おかみさん」のようにずっと支えてくれている女性に向けての、「サプライズする俺、カッコいい見てくれ」である。

ここで話は終了。と言いたいのだがそれじゃ面白くないのでもう少し話したい。

女性讃美の曲というけれど

Led Zeppelin – Heartbreaker (Official Audio)

「おかみさん」は確かLed Zeppelinの「Heartbreaker」のオマージュだったと想うんだけど、「おかみさん」の音源の歌い方にもオマージュを感じる。

縦横無尽最強バンドでこの楽曲を鳴らしたかったといえば非常に納得だし、めちゃくっちゃ演奏格好良かった。このバンドでLed Zeppelinやって欲しいぐらいだ。

「Led Zeppelinの音に太宰治みたいな詩を乗せたかった」と確かエレカシに関してミヤジも話していたし、その点においてはとても成功している楽曲であると言える。

ー100年後も女性は男性のために布団を干すと思う。どれだけ文明の利器が発達しても。女性は凄い。ー

とミヤジはこの楽曲について上のようなニュアンスで話していたが、そんな女おるかどんだけやねんミヤジ怖い怖い。まんじゅう怖い。

現代において、旦那のためにそんなに一途な女性を見たことがない。口を開けば旦那の愚痴である。家族のために頑張っている女性は大抵旦那のためじゃなく、子供のため(それか自分のため)

ミヤジはそれでも「女性は凄い」と話す。これは、ある意味ミヤジの中で女性にそうあって欲しいという理想を歌っているようにも取れる。

ミヤジの女性の理想化は前からあったけどこの楽曲が一番究極じゃね?だいぶズレてるし怖い。何時代だよ。今、令和だぞ令和。

そして男は、横目で妻を見ながら安心の中で、月を見て敗れし野望を思い涙を流す。

どんだけやねん。布団乾燥機くらい買ってあげろよ。オレなら秒で別れるぞ。そして、いつまで泣いてんだよ。

進歩しねえな

おかみさん エレファントカシマシ

印象的だったのが、このおやじさんパートの部分を3回繰り返して歌っていたところ。

オレ自身もこの楽曲は女性讃美の曲とずっと捉えているが、帰りがけに歌詞を読み直して、これは女性讃美と同時にそんな女性に甘えきっているウダツの上がらない男の楽曲でもあるのだと気付かされる。

そもそも、外は巨大イチゴとかなってるのに、空気清浄されてるとはいえ、布団を外に干すのはためらう。

というか、ここ何年も花粉症で布団を外に干したことないしクリーニングに出すぞ。それでも外に布団干すってもうハナウタ混じりにおやじさん◯そうとしてるだろ。そんな布団で寝かせられたら泣くよオレ。

自分のことしか考えてねぇおやじさんもヤバすぎるだろ。今の価値観でもだいぶヤバいし100年後の価値観も変わらないってどうなってんだよ。そんなこと言ってたら◯林製薬の◯麹こっそり飲まされ続けるぞ。気をつけろ、女は怖いぞ(オレ調べ)

だからある意味この昭和的な「おかみさん」という言葉のチョイスはとても合っている。

そして自分のことしか考えてない「おやじさん」はある意味ミヤジ自身とも取れる。

そんなクソダメさを自覚しながらも、一緒にいてくれる女性への讃美。

素敵な選曲やったとオレは想う。

そんなズレてるミヤジが大好きだ。

Johnny

(感想はTwitterにお願いします)

P.S.

オレは布団乾燥機を買います。日本の女性が少しでも楽になればいいなと想っています。なんなら自分で布団干します。(株上がれ)

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