※今回真剣勝負ログです
「昼の光に、夜の闇の深さが分かるものか」
フリードリヒ・ニーチェ
オレの大好きな哲学者ニーチェの言葉で、ずっとこの言葉を胸に生きている。そして、「THE FIRST」というオーディションで日高に出逢い、彼の人間性に感動してファンになった。音楽から入ったわけではない特殊なファンのオレである。
以後、SKY-HIの音楽に触れて常に浮かぶのは、この冒頭のニーチェの言葉だ。はっきり言って日高がかわいいということ以外、オレは彼のことを何も知らない。でも、オレはこの曲が大好きなんだ。
ただ明るいだけじゃなくて、オレの中でこれは傷ついた男の歌なんだ。そして、いつも叶わなかった夢を想い出させる。傷ついたことは悲しいことじゃない。そう想えるし、オレが人生のどん底くらいに心が麻痺して何を見ても感動しなかった辛い時に、泣けたんだよ。この曲を聴いて。
日高のパワーや強さは、本当の闇を知っているからだと想う。
完璧すぎてもはや言うことがない
そして、ここからは完全に個人の感想です。曲ごとの感想とか言えるほど曲知らないんで本当に肌感覚で感じたことを話したい。本題に入るけど個人的には初めて見た日高のワンマンが『SKY-HI TOUR 2024』で、当日券出るというから向かってる途中で売り切れちゃって、生で見ることは叶わなかったんだけど、YouTubeで後配信してくれて初めて見た。
それはもう完璧の一言。
一ミリの狂いもないピッチに、完璧な構成と歌声とパフォーマンス。
はっきり言ってスゴ過ぎた。こんなに隙のない完璧なパフォーマンスは他では見たことがない。そして、お客さんが飽きないように、存分に楽しめるように計算しつくされたステージ。オレが感じたのはとても数学的だなと。こうしたらこうなるっていう答えに基づいた数学的ステージ。日高って理系なのかな?絶対に誰にも文句を言われない、というか文句を言わせないステージなんだよ。
それが故に、ここまで来るのにどれだけの苦労があったのだろうとも想像してみた。
この完璧なステージが、何を意味するかってSKY-HIが傷ついてきた量が半端ないってこと。そして、出来ないことやコンプレックスにとことん向き合って、自分を追い詰めているということ。もうね、オレはそれをギンギンに感じて涙出んのよ。なんなら少し胸が痛い。
そして、彼が作る曲や発言や完璧さは、ある種自分を傷付けてきた人たちへの”復讐”なんじゃないかってずっと感じていたんだよね。見返してやりたいってやつです。
ことあるごとに、「自分を傷付けてきたやつを忘れない」と彼は言う。だからこそ自身の会社に所属しているアーティストたちを護る。その若いアーティストたちを傷付けまい、自分と同じ道は歩ませまいと彼らを護る。彼らを護ることは、かつて傷付けられた自分自身を癒すことに繋がっているんじゃないかな。
オレはこの完璧な『SKY-HI TOUR 2024』を見て日高の迷いというか葛藤を感じたんだよね。(いい意味で)
欲しいものは、復讐か?変革か?名誉か?それとも、愛か。
会社を大きくするのも、世界に通用するアーティストを生み出すのも、若い才能を潰さないように護り抜くのも、かつて自分が受けてきた傷への癒しと復讐なんじゃないか?
それが、原動力となっていい方に向いてるっていうのはあるんだろうけど、果たしてそれでずっと走り続けられるのかっていうのがファンとしては心配。心すり減らすだろうからきっと。
でも、葛藤っていうのは、なんのために音楽を続けるのかっていうところに迷いがあるというか、だから悩んでるんだとは想うんだよね。復讐でずっと続けられるのかっていうことを。
やさしい旋律に現れる日高の柔さ
いろんなものに傷つく前の日高は一体どんな人だったんだろう。
彼の繊細で美しい部分は彼のピアノに垣間見れる。
SKY-HIのオフィシャルファンクラブ『FLYERS』で、このライブの配信が購入できるんだけど、なかなか見れずにいた。(是非まだ買ってない方は本当にめちゃくちゃ感動するんでご購入を)先日、日高と一緒にこのライブを見るというウォッチパーティーがあって、それはそれはめちゃくちゃ楽しかったんだけど、やっとちゃんとこの問題に向き合わなければと重い腰を上げてこの記事を書いている。
35分あたりからピアノ弾き語りのコーナーがあるんだけど、日高のピアノが美しくてめっちゃ泣けるんだよね。本来の彼はこれかと想わされる音色で。バンドの演奏も相まって感動するシーン。
ってかさ、お前どんだけ傷ついてきたんだよって想うんだよ。それにこの人は、過去の傷とコンプレックスに24時間365日向き合ってるんだと解る。そんな、日高がもの凄く孤独に見えて日高大好き人間のオレは正直辛い。光の中の闇なんだよな。闇の中の光であり泣けてくる。オレはこの記事を書きながら泣いてるよ。
でも本当は、孤独なんて絶対そんなことはないんだよ。これだけは忘れないでくれ。なんなら、オレいるし。人を笑わせるのは得意だぜw
日高はジョーカーじゃないよ。エースだよ。(そもそもジョーカーの意図することはわからんけど)
傷ついたことは悲しいことじゃない。
どうかもう癒されてほしい。
『タイトル未定』の意味
日高の葛藤って音楽やる意味、戦う理由が正直定まってないところにあるんじゃないかって想ってて、何かに向かってずっと怒ってるし悲しんでいる。
その怒りの原動力みたいなもんが、RAPの世界にはきっと必要なんだろうけど、オレは初めて『タイトル未定』聴いた時に感じたこの、RAPへの憧れと愛に純粋に感動したんよね。
意味が定まってないから『タイトル未定』なんやろうけど、日高には絶対音楽やめて欲しくないし、オレは社長業とかプロデュースが忙しいからって言い訳にして欲しくなくて、それだったらアーティストって言わないでくれよって(おまだれ)
社長業とかプロデュースもできるし、ぶっちゃけそっちに専念した方がいいと想ってる奥ゆかし日高もいるんだろうけど、日高のこのRAPへの愛とか、音楽へのリスペクトとかハンパやないから遠慮しないでくれ!日高マジでカッコいいからもったいない。あと、本当に音楽を愛していたら自分の音楽をやりたいって想ってるよきっと。ツアーじゃなくてもいいやん。年1のステージでも自分の立ち位置を確かめるだけでも。
会社は人間じゃないけど、日高という人間はひとりだけ。
ってか、日高が音楽に時間割くには、日高みたいに顔出して率先して会社の宣伝と運営ができる人間が早急に必要やろうし、全ての仕事に社長が帯同しなくても回る組織になればいいなって想う(オレが日高の音楽聴きたいだけ)
欲しいものは、復讐か?変革か?名誉か?それとも、愛か。って書いたけど、音楽やる意味なんてその人が決めることで、他人がとやかく言うことやないと想う。だけど、日高なりの答えを見つけてくれると想う。
現に、BMSG FES’24で見たSKY-HIの『タイトル未定』はマジで格好良かった!!
一本芯が通った感じがしたんよね。迷いは感じられなかった。
きっと日高なら大丈夫。オレは信じてる。
Hip-pi-pop-pi-Hippie ねぇこっちおいで
ヒッピー / SKY-HI
泣いた分笑おう 全て宝物
look at me now Hip-pi-pop-pi-Hippie
やっぱ愛だって キレイゴトがいいよ 夢に花束を
Johnny
(感想はXにお願いします)
P.S.
オレ、BE:FIRSTの曲では『Smile Again』が一番好きなんやけど、日高さんカバーしてくれやしませんかね?あとやっぱり、ファンが一番嬉しいのは推しが心から笑ってることです☺️だってさ、日高のデッカイ愛に包まれて、すくすく育ってるBE:FIRSTやBMSGのアーティストたちは、本当に楽しそうに音楽してる。本当に美しいよ日高の愛に包まれた音楽たちは。