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ミヤジの後ろで40年。

エレファントカシマシ
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この記事を書けることを誇りに想います。

お久しぶりです。まぬけなジョニーです。2023年3月12日に、横浜アリーナ行われた「エレファントカシマシ35周年アリーナツアー YES.I.DO」に参加してきました!

エレファントカシマシのツアーは実に5年ぶり。そして、初のアリーナツアーに参加できることに本当に嬉しく感謝しています。ネタバレなしのわくわくどっきどきコンサートレポートどうぞ!

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バンドサウンドが格好良すぎる

度肝ぬかれた。度肝抜かれたかった。度肝抜いてくれると想ってた。エレカシのバンドサウンドが確実に進化していた。新春でも日比谷野音でも、まだ完全なるエレカシサウンドではなかったと想う。

だから、アリーナツアーと聴いた時、正直本当に大丈夫なのだろうかと一抹の不安がよぎった(ごめん)しっかし、そんな不安は見事に吹き飛んだ…バンドサウンドが鳴っている!

これには、本当に驚かされた。トミさんのドラムが格好いい!ペダルもタムも何かが違う!気迫だろうか?音響だろうか?でも、明らかに今までと違うところでミヤジへの細かい音の返答があった。

ミヤジが引き摺り廻すのが定石だったエレカシのサウンドが、ミヤジが引っ張らずとも勝手に鳴っている。凄い圧力で闘争心で、しかもアリーナで!エレファントカシマシの重たいグルーヴがぐわんぐわんともの凄いうねりをあげて会場に轟いていた。

トミさんのドラムに乗り成ちゃんのベースが鳴りイシクンのギターが弾ける!3人で鼓舞しながら練習していた様子が脳裏に浮かんだ!こんなエレファントカシマシは見たことない。エレカシに初体験を奪われたのだ!(きゃー)

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音から感じた言葉

オレはそのサウンドに終始圧倒されつつも、非常に感動した。エレカシがアリーナツアーを廻ること自体凄いのに、アリーナで物凄いサウンドを聴けているのだ!(夢か幻か)

そして、その音から聴こえてきた彼らの言葉は「俺たちだってミヤジの後ろで40年やってきたんだ!」という叫びだった。(そんなこと想っても口にしないだろうけどオレにはそう聴こえた)※デビュー前合わせると40年近い

宮本浩次がソロを始めてオレはもちろんソロも応援してきた。今日まで様々な宮本浩次のバックバンドの音を生で聴いてきた。特に縦横無尽ツアーのバンドメンバーは最強だったし、めちゃくちゃに恰好良かった!

それを、体感しているからこそのエレカシへの期待と不安だった。しかし、どのバンドとも違う真似できない凄みのある圧倒的なエレファントカシマシのサウンドが横浜アリーナにあった。

実際、自分たち以外のバンドでミヤジが歌っているのを聴いて悔しくないわけがない。きっと「いつかミヤジが戻って来た時のために」と信じて練習していたんだと想う。

そこには、ミヤジと一緒に40年やってきたという自信に満ち溢れたサウンドが待っていた。

ミヤジを信じて5年間も練習してきた3人。そのサウンドに敬意を表するように、Key.蔦谷好位置と、Gr.ヒラマミキオのバックアップがあり、金原千恵子ストリングスチームの壮大な表現力が加って、35周年のエレカシサウンドが見事に完成していた。なんだこれ、漫画でいったら感動のフィナーレ57巻やん。

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全く異なるミヤジの歌唱

宮本浩次の歌唱についても述べたい。久しぶりにエレカシのミヤジが戻ってきたように感じた。一語一句”がな”っていた。ソロではがなっていたようで全然がなって無かったんだと想い知らされるほどがなっていた。でも、それだけではない。

バラードのようにがなっていない曲では、心が魂ががなっていた。ソロで歌う時とは明らかに表現方法を変えてエレファントカシマシの宮本浩次だったが、バラード曲に顕著に表れていたのが、感情のコントロールだった。

今までエレカシで歌うミヤジはいつも「俺が俺が俺がこそがエレカシ!」という感じで、感情任せに歌ったり、圧倒的なパワーでメンバーを引き釣り回したり、それがエレカシの良さでもあった。

しかし、いまのエレファントカシマシで見せる宮本浩次は、決して「俺が俺が」じゃない。エレカシの曲を、エレカシの宮本浩次がセルフカバーをしている様なそんな感覚。

「大好きな曲なんです。聴いてください。」

そのミヤジの言葉に本当の大好きが伝わる。感情で力任せじゃない。曲の良さ素晴らしさバンドの良さを一生懸命に伝えようとする宮本浩次がいた。

これは、ソロ活動を経てカバー曲で曲の良さを伝えるということを真摯にやってきた結果なのではないか。ソロ活動が見事に歌唱に還元されてる証拠だった。本当に素晴らしかった。

あと、初めてに近くエレカシでピリピリしていなかった。緊張感はあったけど、サウンドが追いつかないもどかしさや苛立ちもなかった。

言うのを憚れるんだが、本当にお風呂上がりみたいな、憑き物がとれたような、さっぱりした宮本浩次がいた。そして、終始うるうるして感動しているように見えた。

オレは、演奏を通してメンバーの言葉が聴こえたり、エレファントカシマシでコンサートツアーができることに感動していたんじゃないかと想っている。

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アリーナツアーチケット発売中

THE ELEPHANT KASHIMASHI 35th Teaser
THE ELEPHANT KASHIMASHI 35th Teaser

ソロで新しくファンになった人も、エレカシが大好きな人も、間違いなく感動できるアリーナツアーだと想う。それは、アリーナでもライブハウスでやっているみたいなエレファントカシマシが見れるからだ。

サウンドを聴けば、ミヤジの歌声を聴けばきっと伝わるとおもう。エレファントカシマシは変わってない。変わらずに無理してない音楽を楽しんでいる彼らにきっと出会えるツアー。大成功すると想う!

迷っている方がいたら是非、まだチケットありますので検討してみてください。彼らの燃える魂の記録を目に耳に焼き付けて欲しい!

Johnny

(感想はTwitterにお願いします)

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P.S.

エレファントカシマシのグルーヴに、録音技術が追いついて無いんだと想う。「yes.I.do」生演奏最高に痺れた。

P.P.S

今ツアーのKey.蔦谷好位置大先生からリプライ頂きました。本当にありがとうございます!オープニングのSEめちゃくちゃ格好いいんで、そちらにも注目です!

P.P.P.S

石森敏行Twitterより

ミヤジの相棒の石さんがTwitter始めました。エレカシの歌詞をその時の気分で呟いて下さっているみたいです。オレも歌詞の意訳を頑張っております。そのうちネタ切れして「おはようございます。石森です」って呟くに10000ミヤジ。

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