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宮本浩次の「Fight! Fight! Fight! 」について誰も突っ込まない件。

宮本浩次
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どーも、鬼畜エレファントカシマシファンのJohnnyです。

今日は宮本浩次のファーストアルバム「宮本、独歩。」に収録されている「Fight! Fight! Fight! 」についてお話したいです。オレは初めてこの曲を聴いた時、飲んでたお茶を全部吹き出したんですけど。

Fight! Fight! Fight!

「宮本、独歩。」の中でも、最後の方にできた曲らしく、インタビューアーさんもあんまり突っ込んでる人いませんでしたけど、歌詞も曲もめちゃくちゃ振り切れてて、オレは大好きなんです。笑顔になる曲。あと、意外と誰もこの曲を話題にしていなかったんで、オレ突っ込んでいいですか?

宮本浩次がついに「I love you どんな時も愛してるぜ」って唄ってるんですけど!?

ナゼだ?ナゼ、誰も話題にしないんだ!スーパーエディション(ラジオ)でも、鹿野さんは「歌声が新境地」とか言ってましたが、いやあ、もちろん新境地ですけど、宮本浩次が「I love you I need you どんな時でも愛してるぜ」ってあり得なくね?オレ、藤原基央が「ベイビーアイラブユーだぜ」って唄った時よりびっくりしたぞ(ストレートなラブソングはBUMP OF CHICKENにはほぼない)いやいや、もう宮本浩次も今まで一回もないですからね!”I Love You “は!!”愛してる”は「夢のかけら」でありましたけど、あれは過ぎ去った日々のことで、現在進行形の”愛してる”は初めてですよ!?これどーゆーことなん。

だって、今もー!!ってノリノリで唄ってるんやもん。このCD聴いてる今も進行形で頑張ってるぜって意味でしょ?めちゃくちゃカッコイイやないかい。ここ好きなんですよね。宮本浩次に対してこうゆう話題禁句なん?誰も触れちゃいけないみたいな?いやあ、誰か聴いてくださいよ!その心境を。 優しき家庭の姿が去勢の砦とか言ってた人に(しつこい)

The Beatles の「All You Need Is Love」を連想させるんですけど、宮本浩次が作ると「Love!  Love! Love!」ぢゃなく「Fight! Fight! Fight! 」になるところが、めちゃくちゃらしいですよね。あとサウンドが最初、ドラムの感じとか、ベースとか、めちゃくちゃロックで格好いいんですよね。デーンデンデデーンの前奏聴いて「The Who」っぽいな!70年代のロック!?って想ったんですけど、全然その辺知らない人が聴いたら、西城秀樹さんの「Y.M.C.A」だったらしく、なるほどと。

本人も、インタビューでこの曲について、ダンスミュージック・モータウン。ナイルロジャーズの「Let’s Dance」あげてましたが、ある意味、宮本浩次がデヴィット・ボウイみたいな感じになったら面白いなって、この曲に可能性を感じました。曲がバラエティに飛んでるので、曲ごとにスタイルをかえるとか。カルト的な人気から、ポップロック路線へと路線が変化してるところも、ある意味 デヴィット・ボウイっぽいかも。「POPスター」って肩書はケッコー似合うと想うんですよね。紛れもないロックスターなんですけど、作る曲は根底に歌謡曲があるから、POPで歌謡。とても親しみを感じるんですよね。

「宮本、独歩。」根底に流れてるのは、決して「孤独」ではないと想います。どちらかと言うと、オレは「人間らしさ」と「温かみ」を凄く感じます。特に、この「Fight! Fight! Fight! 」は、宮本浩次が初めて「愛してるぜ」って唄った曲ですから。いやあ、天変地異が起きてもおかしくないですよ。どうした?おじさん!

そんな、「エレファントカシマシのヴォーカルギター」の「ロックスター」から、「宮本浩次」という「POPスター」への変貌をこの一枚でしっかり感じていただけると想います。是非、お手にとって歌詞カードを見ながら聴いていただきたい!

次回は、「旅に出ようぜbaby」についてお話したいと想います。

Johnny

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P.S.

「Love music」めちゃくちゃ良かった!オレ、アーティストが個人的な感情で、TVで泣いたり、悲観的な話するのあんまり好きじゃないんで(時と場合によるけど)。だって、職場で泣くようなもんでしょ。そんなの一般ピーポーのオレたちは許されてないですから。どんなに悲しいことがあっても、泣けない人の方が多いんです。でも、宮本浩次の何も話さず唄で元気付けるスタンスは本当に好きです。 どうか、健康で長生きして、元気に唄い続けてください!

 

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