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宮本浩次という欲望の渦にただ巻き込まれ続けたい〜宮本浩次五周年GO!〜

宮本浩次
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「なんて欲深い人だ。」

宮本浩次の「宮本浩次五周年バースデイライブGO!」を観た最初の感想。この人の魅力はただ歌がうまいとか、パフォーマンスが凄いとかだけじゃない。精力的に活動できる一番の原動力は宮本浩次の中にあるとんでもない欲望の塊である。

じゃないとサテンのロングシャツの裏地を紫にするわけがない。

「獣ゆく細道」で地獄の底から這い上がってきた悪魔みたいな顔をしてこの世は無常おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!と歌い出した時には流石に震えた。

この人は人間を超えて神を超えて悪魔になろうとしている。

バースデイということで、宮本浩次が生きてきた58年のうちの歌手人生48年分をギュッと詰め込んだ内容で、最初から最後までほぼMCなしでフルスロットル歌唱のコンサートだった。

それはまるでフルスロットルで人生を生きてきた宮本浩次自身を象徴しているようだ。

そして、エレカシの楽曲は今までもやったことはあったが、今回エレカシコアファンに愛されている楽曲「おかみさん」や「OH YEAH!(ココロに花を)」が新たに(というか唐突に)演奏され、衝撃を受けた人も少なくない。

その選曲の意図はミヤジのみぞ知る、みたいなことがこの人は本当に多い。

「何でこうしたんだろう?何を考えているんだろう?」

そう自然に想わせる天才である。気にさせる天才。夢中にさせる天才。それはもう天才を超えて悪魔なのである。

オレはコンサートを見ていて終始、「カッコいい俺を見てくれ」というセリフが頭の中を流れ続けた。

「いきなり花道に現れる俺、カッコいい見てくれ」

「マイクスタンド使わずに散歩させてる俺、カッコいい見てくれ」

「みんなのうた4回も歌ったんだぜ、そんな俺、カッコいい見てくれ(ついでに幼少期の俺も見てくれ)」

「レジェンドバンドメンバー従えて花道に来ちゃう俺、カッコいい見てくれ」

「エレカシのレア曲突然やっちゃう俺、カッコいい見てくれ」

「スモークで視界を遮られて俺が見えなくなって機嫌が悪い俺、カッコいい見てくれ」

「アリーナ降りて客に揉まれながら練り歩く俺、カッコいい見てくれ」

「斜め45度からの俺、カッコいい見てくれ。つでにスタイルもカッコいい、見てくれ」

「グッズのTシャツすらさらっと着こなし同じTシャツを売り切れさせる俺、カッコいい見てくれ」

「サテンのシャツの裏地が紫な俺、カッコいい見てくれ」

そう、この人はとんでもなく欲深い。というか、「カッコいい俺見てくれ欲」が半端じゃない。

そんな宮本浩次の欲望にただただ翻弄され続け、巻き込まれていく。

それがファンのオレたちの推し活動の全てである。

「ずっとカッコいいと言ってもらいたい。カッコいい俺をみてほしい。」

宮本浩次自身の底知れぬ欲望が彼を作り出して、彼を進化させ続けている。

どんなミヤジもカッコいいぜ。

きっと、次の新曲は「ORE〜カッコいい俺〜」に違いない。

Johnny

(感想はTwitterにお願いします)

P.S.

そのうち、ちゃんと一曲ずつレポート書きます笑

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宮本浩次ライブレポート-2024年
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